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スミゴコチ日記

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0216 ミーティング

夕方からオールツーステップスクールのミーティング。
合計3時間喋りっぱなしだった。
また新しい地平に行く為にどうしても皆に話しておかなければいけないことがあった。
「キャンプ前」が終わってから一ヶ月、悩んで私になりに答えを出したつもりだった。
この先、一体何が待っているのか分からない。
そしていつ死ぬかも分からない。
未来のことを考えると明るい気持ちと暗い気持ちが混在する。
それは漠然としている。
しかし、漠然としたのもを漠然としたままで生きていく性格ではないようだ。
はっきりしたいのだ、何かを。そういう余計な意思を持っているということだ。
ミーティングはとてもいい結果を生んだと思う。
また頑張ろう思う。新しい漠然とした未来に向かって。

小沢健二の「ローラースケートパーク」という歌が大好きだ。
私はこの歌の詩によって、世界を空の上から見るという「視点」が存在することを知った。
自分の視点の中に自分は存在しなかった、それまでは。
この歌を知ってから、私の視点の中に私がいるようになった。
そんなことはもしかしたら皆子どもの頃から簡単に出来ていて、私はいろいろなことに気がつくのが遅かったのかもしれない。

夢を見た。本番前に見るような夢で、オールツーの本番前、私はセリフをすべて忘れてしまって、もう全てが終わったと思う夢だった。本番前にはこういう類の夢をよく見るのだが、何故急に今になってこんな夢を見たのだろう?わからない。

そういえば「ピュー!と吹くジャガー」のCDが発売になっているようだ。
書店で購入できるみたいです。
私はまだ聞いておりませんが、昨日ミーティングで関君の週刊少年ジャンプ(関寛之くんは週刊少年ジャンプを10年分くらい保存してあるほどのジャンプ好きらしいです。mini情報。)を奪って見たら自分の名前が掲載されていて、「ジャンプに載るって・・何だか嬉しいなあ」と一人感激。
でも聞くのが怖い!ああ怖い・・。

さくらももこ×土屋賢二「ツチケンモモコラーゲン」。
ショルダーバックを作ったが使いにくそうな仕上がりになってしまった。デザイン力がないんだなあ。困った。
今日は星が綺麗だ。




0215 一周忌

金曜日、声の仕事をした後姉のだんなさんの車に乗って福島へ。祖母の一周忌のため。
常磐自動車道が渋滞した時を私は知らないが、この日も車っこ一台いなかった。そんなわけでスピード違反して止められる。笑い話になった。

土曜日、意外と暖かい。もっと寒いと思っていたので一安心。
一周忌の為、お寺へ。
親戚にあう。しかし昨年は本当に多くの身内が亡くなった為、会う時は必ず喪服だ。
祖母が亡くなってもう1年。
祖母が亡くなってからの一年を思い返す。いろいろなことがあった。多くのことが私を変えた。または様々なものをなくさないでいようと思った。そんな1年。

従姉の娘が小学校一年。とてもとてもかわいい女の子。
縄跳びを練習しているらしく、私にあやとびや交差とびを披露してくれる。
二重とびはできないというので、「私も一回もできないんだよねー」といいながらその子の縄跳びを借りて試しに飛んでみた。
そうしたら、なんと。
できたのだ。
28歳にして、初・二重跳び。
「いやー!!できたー!」と大喜びの私をその子はじっと睨んでいた。

思うに、イメージの問題なのではないか?私は運動というものにおいてまったくイメージできない子供だったのではないだろうか。かわいそうな子どもだ。何度も何度も練習したのに出来なかったものが簡単にできたショックと喜びは、大きい。くだらないレベルだが。

次の日も声の仕事があったので、トンボ帰り。
電車の中で川上弘美「ニシノユキヒコの恋と冒険」を読む。
この本は、装丁が先ず大好きで、ずっと欲しいと思っていた。
装丁はだれかな?と見たら「新潮社装丁室」だって。
この本、とても面白かった。最近の川上弘美の中では一番好きだ。私にしたら珍しいことだが、繰り返し2回読んでしまった(私はよっぽどのことがないと小説は読み返さない。読み返す小説は太宰治と中上健次ぐらいで、マンガは何度でも読み返す)。何が面白かったのかと言えば、何というか、久し振りにナイーブなものが心地よかったということだと思う。いろいろあるんだけど。いい要素が。
そしてもうひとつ、島本理生の「リトル・バイ・リトル」。
この本も装丁がいいなあとずっと思っていたら、写真はやはり川内倫子だった。
素敵な写真だなあ。
こちらはまだ読み途中です。
この人も芥川賞の候補になっていたけど、綿矢りさ、金原ひとみ、何故か受賞作をまだ読む気にはなれず、受賞しなかった島本理生の小説だけは読んでみたい気になっていた。でもブームが去ったら「蹴りたい背中」と「蛇にピアス」読んでみようと思う。
でも多分(読み途中だけど)、私の勘は当たっている気がする。私はこの島本さんという人そのものが好きかもしれない。顔も好きです。何だろう、不器用な感じがします。





0212 俺の空



日の空は澄んでいた。
あくまで船橋近辺の話ですが。

「生徒諸君!」を読み返し号泣。
これは号泣に値するなと思いながら読んだ。波乱万丈過ぎ!ナッキー立派過ぎ!
私にも確かに10代の時期があって、確かに。
しかしこんなに華やかでは全くなくて、もっと後ろ向きでセコイ青春だったと思う自分。
青春は一度だけ。ですね。
フリッパーズギターがオリーブに出まくっていた頃、私は高校生でベレー帽を買って学校に被っていったら友達に「手塚治虫の真似してんの?」と言われた、言葉にならない時期。小山田です。小沢です。手塚ではありません。

体調は改善傾向にあります。
インフルエンザじゃなかったようで一安心。しかし、肺が痛い。



0209 声

昨日1日は体調不全。風邪か?
出かける用事があったのだが緊張した。ものすごい緊張した。冷や汗かいた。
最近よくお腹を壊すのだ。
電車でもどこでも「またお腹壊すんじゃねえか?」とかなり不安だった。
家に帰ると確実に発熱。インフルエンザでなければなんでもいい。インフルエンザだけはそれだけは勘弁して欲しい・・。

今日は熱は下がったが、鼻水がひどい。常備薬パブロン鼻炎用カプセルを飲んで広尾へオーディションへ。
ナレーションのオーディション、会場に行ってみれば、過去何度も何度も嫌というほど共演をしまた今春共演する女優bがいた。あまりない名前なので頭文字でわかるとは思いますが。

思えば初めてCMのオーディションを受けた時もbさんと一緒だった。
いきなり「水着審査」だったのだ。
会場に行ってスクール水着だったのは私とbだけ。肩身思いっきり狭く、部屋の隅で二人より沿いながら下を向いていたのを覚えている。
水着というモノに一番遠い二人だったが、そのCMはシンクロナイズドスイミングをする女子が出てくるというもので、水着のままクライアントや監督の前で「シンクロの物まね」をした。何かダブルで恥ずかしかった。
芸能界って一体・・・。私って一体・・・。と大いに悩んだのももう今は昔であることよ。

で、その後、急にまたオーディションが入る。
「ええ?そんなことってあるのかしら?」と思いながら六本木に移動。
ナレーションを撮っていただいたのだが、「本当にいい声ですね!」とか「いやあ・・凄くいいなあ」とか、珍しく声をとても誉めてもらって驚く。
すごく嬉しかった。
昨年の遊園地再生事業団「トーキョー・ボディ」の稽古の時から、低い声を出すということに意識的になり出し、私なりにいろいろ自分の声の幅を広げる為に稽古したりしてみた。甲高くてうるさい声も私の大切な声だけど、低い声をどうやったら出せるようになるかと考えて実験するのは楽しい作業だった。
今日監督が、「笠木さんはあまり声を張らない優しい感じが似合いますね」と言ってくださった。
その言葉が本当に嬉しかった。
10代ではコンプレックスだったこと、20代で宮沢さんに面白い声だと言ってもらえたところから始まったそして「トーキョー・ボディ」に出会い、アニメ声からの脱却を図り、今もまだ私の声は変化しているのだと思ったら感慨深くなった。まだまだ精進が足りない。もっときっといろんなことが出来るはずだ。
でも素直にとても嬉しかった。ありがとうございます。オーディションでこんなに嬉しい気持ちになるなんて珍しい。
ま、別に受かったわけでも何でもないんだけど、とにかくそういうの関係ナシに嬉しかったのです。

しかしこの間知らない方からメールを頂いて、そこには、
「笠木さんってもの凄く変な声ですよね!私は昔声が低すぎていじめられていましたが、かさぎさんはどうですか?」って書いてあった。
もの凄く変な声かもしれないですが、それが原因でいじめらたことは多分ないですよ。ええ。






0206 キャスターガール達よ!

下北沢へ。友人・東心平やオールツー柳沢茂樹が監督を務める「キャスターガール」上映会へ。
4本の短編を見る。
4人の監督作品を見るということだ。
個性とか何だとかではなく、それぞれが撮りたいものを撮ったのだろう。
美しい世界や瞬間、醜い世界や瞬間、どちらも本当だとするならば、映画にする上で重要なのは「どのように切り取るか」ではないだろうかとかそんなことを考えた。

東君の映画は、やはり東君しか撮れない映像の瞬間があった。
それが100パーセント東色ではないところに、バランス感覚の良さを感じる。
しかしやはり東君は東君である。
東君しか撮れないもの、そこにあるものをもっと見てみたいんだと思う。どんどん撮るっていうのはいいことなのか悪いことなのか分かりませんが、もっといっぱい撮るべきではないかと思います。

パリ公演帰りのク・ナウカ本多麻紀に会ったので、オールツー現状報告。いろいろ助言してもらった。
やはりこの人は私にとって大切な友人だ。ずばっと言ってくれるよ。ずばっと言ってくれると助かります。
その後本多さん1ヶ月パリ公演をして来たのでその話など。

FAXが壊れた。もの凄い音を立てて振動している。紙を排出しない。ああ、ウィンドウズももはや再起動ばかりしている状態で、「電化製品は一気に壊れる」と何処かで読んだことがあるが、大島弓子のマンガで、壊れかけの電化製品に「もう捨てるよ!」といったら次の日直っていたというくだりも一緒に思い出したため、もう少し愛情をかけて叱咤激励して頑張ってもらう事にする。とはいえFAX、「直すぞ!」と思ってカバーをあけていろいろいじったら用紙と一緒にリボン紙も一緒に出てきた。うにょーっていう音をたてながら黒いカーボンと用紙が同時に出てくるんですよ。どういじったらそうなるのか?自分の才能が怖い。

松屋の豚めし食べたら気持ちが悪くなった。
牛と豚の味は根本的に違うのだから、牛丼の味をそのまま豚丼に活用してはいけないのだ。
いろいろあるんだろうけど。




0205 嘘

毎日書こうと思ったと書いたが、書いていないのでこれは嘘。
「書こうと思ってたんだよ」というのは言い訳。子供の頃よく怒られました。。
「今から片付けようと思ってたのに」。

群像をほとんど読んだ。文芸誌って面白いなあ。今更ですが、色々楽しめて。
それでもあまり買わない。雑誌で読むより単行本で読みたいからだろうか。
感想はゆっくり書きたいので、また元気な時に書こうと思います。宮沢さんの「レパード」にぶっ飛び、チョウキツにもぶっ飛び、青山真治さんの小説では後悔しました。私はビーチボーイズのこと何も知らない。

元気がないというわけではなく、不安な頭です。もやもやしている。
打破したいと思い、腹筋をしている。こういうことはきっと大切だろう。
あ。
もやもや病!もしかして、もやもや病?
風のエオリアな日々というわけだ。なんだそりゃ。

料理をする。スープ、お好み焼き。質素である。




0201 ようやく

群像を購入。宮沢さんと青山真治さんの小説が載っている。
今晩はこれを読もうと思う。
その他、山本直樹「堀田」購入。

体が目覚めてきた。そろそろ新しい方向へ。




0131 OPEN

昨日の打ち合わせのことを今日も考えていた。

そして毎日少しづつでもいいからこの日記を書いていこうと思った。

人生が何年続くか分からないけど、頑張ろうと思った。

私は手塚治虫に影響されているなと思った

何にも怯えてはいけないと思った。

言葉を選ぶという作業を決して怠らないようにしようと思った。

自分の考えたことをもっと大切にしようと思った。

一体何の為に書いているのだろうかと思った。

右脳と左脳といわれたら左脳派だなと思った。

1日1冊本を読めたらいいのにと思った。

根岸季衣さんに会ってみたいと思った。

私のパソコンの前には八谷和彦さんから頂いたDVD「OPEN SKY」が飾ってある。空の写真をこれからも撮っていこうと思う。思考中。様々な事を思考中。

キキキリンさんが左眼を失明したというニュース。
インタビュアー・「娘さんには何といわれましたか?」
キキキリン・「ああ、頭を少し休めたら?と言われました」
何故かこのやりとりが頭から離れない。






0130 根岸顔NO1

昨日仕事後に舌間女史と会う。
ちょっとの時間だったけどとても楽しかった。
舌間さんは昨年撮った映画の監督で、とても聡明な人なので話していると難しい言葉がぽんぽん飛び出て面白い。私はたまに理解不可能になって聞き返す。「え、今のは簡単に言うとどういうこと?」バカ。
そして突然誕生日プレゼントをいただいた。
本何冊か。時間かけて読もう。とてもとても嬉しかった。ありがとう。

急いで三軒茶屋へ。パブリックシアター、フレデリック・フィスバック「屏風」を観に行く。
正味4時間弱、まったく飽きなかった。
ジュネの「屏風」はある一部分だけ読んだけど、あとは難解で読むことが出来なかったというか諦めた私の情けなさよ。諦めちゃうんだよ、理解不可能になると。
特に私は牢獄のシーンが面白かった。セリフの全くない役者が表現するその姿にうっとりした。そして結城座の人形は驚くほど饒舌で、目を凝らして人形の動きを見つめる。終わった後目がしょぼしょぼした。あと、セリフが美しく、詩的。日本語で上演するとまた雰囲気の違うものになるだろうなと思った。
フィスバック氏にお会いする。嬉しそうに笑っている。
私はフランス語はほとんど喋れず、じゃあ英語で「素晴らしかった」と伝えようと思ったが、緊張して言葉が出てこない。ああ。何て情けないんだ。とにかくメルシーとかエクセレントとか、意味あってんのかよという乏しい語彙でそそくさと帰途につく。情けない。何の為に小学校2年生から英会話教室に通っていたんだよ、私は。この日のためじゃないのかよ。

がっくししていたところに「倉持裕、岸田戯曲賞受賞」のニュース。
実は1日朝から気になっていたんだよね。そわそわして。嬉しくて本人にメール。おめでとうございます。これは大変なことだよ。零れ出る喜び。そして次私はペンギンプルペイルパイルズに出演しますので観に来てください(また宣伝)。ああ、嬉しいことです。言葉が足りない。見つからない。ので、おめでとう。

今日、とある場所に打ち合わせ。とても嬉しい話。
それでもいろいろ問題は山積みだな。
一つ一つ時間は掛かるが乗り越えていこう、なんださか、こんなさか。

三鷹の街でふとショウウィンドウに映る自分の顔にびっくり。
体調が何となく悪く、どこがというより、何かに侵食されるようにじわじわと、という過程が顔に出ている。私の顔は正直だ。今までで一番根岸季衣に似ていると思った。それはそれでいいとして、素敵な古本屋を見つけた。綺麗で、本も適正価格、本の種類がとてもいい。昔の小説、写真集、
絵本・・気分がよくなりました。「手塚治虫物語」購入。






0128 エスパー

森達也「職業欄はエスパー」を読了。

森達也の本は何冊か読んでいて、その真摯な姿にいつも考えさせられるのだが、ドキュメンタリーについて興味を持ったのはフジテレビの「NONFIX魂」という深夜番組を見てからかもしれないと思い出す。
その番組の中では、過去番組に参加した監督やプロデューサーが逆にインタビューされていた。「番組を作る過程での葛藤は」「あなたはどのような姿勢でドキュメンタリーを撮っていたのか?」「今後どのようなドキュメンタリーを作りたいか?」等々、番組に関わった多くの人が質問に答えている。面白かった。テレビ局側の人間の発想も作り手側の発想もいっぺんに聞けば、どちらがいいとは言い切れない部分や、ちょっとこの人どうなのよ?といった監督(興奮しすぎて上手く喋ることが出来ていない。口の周りに唾液を溜めてただただアフガニスタンのことを喋っていた姿がちょっと心配になるほど怖かった)に言い古された言葉だけど「人それぞれに人生がある」というようなことを思った気がする。
で、その中に森達也もいた。私の想像する森達也とは少しだけ違った、いい意味で乱暴な言葉が似合う男らしい人だった。彼は「放送禁止歌」で上層部と衝突したことや「A」をNONFIXで放送することの危険性などを語った後、「今後何を撮りたいですか?」との問いに、「天皇陛下、は無理だから・・自分かな」と答えていた。

で、エスパーなんだけど、オールツーステップスクールの「キャンプ前」ではエスパーが出演する。佐伯新がスプーンを曲げる。
私はエスパーはいるとかいないとかそういうことをあまり考えたことはない。グレイな部分だった。オカルトという言葉はあまり好きではない。ただ後ろ向きな興味は常にある。例えばビクトル・エリセの「エル・スール」というだいすきな映画の中で、主人公のお父さんがダウジングをしていた姿は何故か心に大きく残っている。そこに本人の背負う情けなさや悲しみが見えたからかもしれない。
で、私の中で「信じてるか信じていないか・オカルト編!」を簡単に記すと、「霊→△、霊媒師→×、UFO→○、宇宙人→○、ダウジング→△、エスパー→△、イタコ→×、ムー大陸→×、ミステリーサークル→△」のような結果となった。何だこりゃ。

で読み終わったんだけど、とても面白かった。
エスパー清田益章、超能力者秋山眞人、ダウザー堤裕司を追うドキュメンタリー。取材を進める上で森さんに付きまとう葛藤がとても興味深い。「撮る側として、信じるのか信じないのか?という」葛藤を持ちつづけたまま、しかし目の前では清田さんがスプーンを曲げる。トリックがあるのかないのか。秋山さんが「今宇宙人と会いました」と唐突に口に出すことへの不信感。そりゃびっくりするよな。普通に街歩いてる人を指して「あの人宇宙人だわ」と言われたら、やっぱりちょっとどうしていいかわかんないもん。堤さんは「ダウジングは技術です」といいつつ趣味はマジックだ。しかし目の前の事象や彼らの中の真実を信じるか信じないかという問いに立ち止まり続けた森さんの結論は「彼らが生きる姿」そのことを信じるというもので、「ぼくらはみんな生きている」ではないけれど、ミミズだっておけらだってアメンボだって私だって偉い人だってエスパーだって森さんだって生活しているその日々の生活こそに自分の見つけたい答えがあるのではないかなどと考えたりした。私は有体な言葉でしか語れないが、その「能力」を持ってしまったが為の苦悩は計り知れないし、パワーストーンはいまだに売れている。そのバランスの悪さ。皆は一体何を信じるの?私の中の気持ち悪さは何故存在するのか。そして目の前でねじられるスプーン。

オールツーでは佐伯さんがスプーンを曲げる。もちろんトリック。相当頑張ってトリックりました。まそれはいいんだけど。で、妹役の私は言う。「私にはやっぱりよくわかんないんだよね。お兄ちゃんみたいな人とずっと一緒にいたから」と。

でもきっと存在するだろうなと思った。グレイのままだけど。
強烈な本だった。読んでる人も多いと思いますが、もし暇があったら是非。





0127 スキャナー

先日弟にスキャナーをもらった。
以前ヤフーオークションでスキャナーを買ったのはいいが、どうにも動かなくて泣き寝入りだったといったら、その手の方面にめっぽう詳しい弟にいろいろダメ出しをされた。
弟のくせに生意気だと思っていたら、誕生日プレゼントにとスキャナーをくれたのだ。
今までオタクとか太ってるとか散々言ってごめんなさい、D。
私の弟はいい人です。

そんなわけで何かスキャニングしたくなり、TOPページを変えてみた。
絵が下手なのはまあいいとして、絵を描くのは単純に楽しい。
漫画家になりたかった小学校の頃に、学習机で毎日描いていた頃を思い出す。
何で漫画家にならなかったのかというと、手が描けなかったからだ。どうとでもなりそうだが、少女マンガ家を志していた私にとっては指が描けないという事は致命的だった。
描いても描いても描けなかった。マメがつぶれるまで練習しても出来なかった逆上がりのように。何かが決定的に足りないのだろう。それが何なのかわかるときが来るだろうか?運動神経とあといくつかのこと。そのいくつか、がまだ明確ではない。

今週は私にしてはいっぱい芝居を見る予定。
フィスバック「屏風」、マンションマンション「三年パンク」、つめきり「隅に置く」。
「屏風」は強敵だ。4時間らしいが体力があればいけるはず。体力第一。

井苅智幸くんが、ぴあのコラム大賞を受賞した。
くだらないことに(だけ)前向きな井苅くんのエッセイはいつも私を楽しませてくれるのでこの知らせはとても嬉しかった。
さて、ぴあでの半年間の連載に期待!





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